不動産管理業における「無理なお願い」への対応方法

日本ナレッジセンター主催のセミナー「不動産管理業における「無理なお願い」への対応方法」をご案内させていただきます。
住民やテナントから契約範囲を超える要望に対しても極力対応をしている事業者様が多いことと拝察しますが、社会経済環境が大きく変わる中、そうした要望に全て応じていては「当初予定の利益」が確保できない時代を迎えようとしています。一方で、事業者間の競合は以前より増しており、「断り方」を誤ってしまうと契約を失ってしまう事態を招いてしまう可能性もあります。それでは、契約の相手方との関係で押し込まれない(譲歩しすぎない)ためには、どのように考え、対応をしてゆけばよいのでしょうか。
今回のセミナーでは、不動産業の管理業務に関わる方を対象に「無理なお願いへの対応方法」について、事例演習を交えながら、①法的義務、②ビジネスとしての判断を解説します。

<講義項目>
1 揉めないようにしたいという意識
(1)揉めると何がまずいか (2)クレームゼロはそもそも無理
2 揉めてもよい場合とは
3 正しい判断をするための方策
(1)事実を正確に把握すること (2)自分で考える (3)相談する
4 お断りの仕方
(1)謙虚に堂々とお断り (2)世界観の違いは、法律の土俵で
5 <事例に基づいた演習-設問に対して①法的義務はあるのか、②ビジネスとしての判断を考えて参ります>
設問1.PM業務の対象から除外された設備の更新工事に際し、オーナーより立会いを要請された場合
設問2.マスターリース契約が終了した後、オーナーからテナントとのトラブルに関するアドバイスを要請された場合
設問3.テナントから午前零時に鍵の引渡しを要請された場合
その他
6.関連質疑応答

<講師:弁護士本間伸也 経歴>
1994年3月 東京大学法学部卒業。1997年4月 司法修習終了(49期)。現在、那須・本間法律事務所 パートナー弁護士(第一東京弁護士会所属)。
事業再生実務家協会に所属し、マンションデベロッパーの会社更生事件等事業再生案件に取り組む。
株式会社アールテックウエノ(創薬バイオベンチャー 証券コード:4573)社外取締役を4年間務める。
東証一部上場不動産管理会社の顧問弁護士として、不動産管理業における契約、相談、紛争処理を多数手がけるとともに同社管理職向けに「管理業における交渉力」「マスターリース、サブリース・モデル契約書の解説」等セミナーも開催。

<日時・場所・参加費・参加申込方法>
1.日 時 2014年1月24日(金) 13時20分~16時(開場:13時5分)
2.会 場 銀座フェニックスプラザ(紙パルプ会館)3階 会議室
東京都中央区銀座3-9-11
3.参加費 1名 22,680円(21,680円+消費税)  2名(同一法人)同時申込 39,942円(38,040円+消費税)
4.参加を希望される場合には、以下にご連絡いただき、「不動産管理業における「無理なお願い」への対応方法」(NO.140101)の希望とお伝え下さい。

株式会社日本ナレッジセンター
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-12-12
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メール:info@jkcc.jp

以上、よろしくお願いします。