マスターリース契約と法的諸問題

日本ナレッジセンター主催のセミナーをご案内させていただきます。当セミナーは、マスターレッシーの立場から、マスターリース契約を巡る法的諸問題について実際の契約書雛形(オーナー用および信託物件用)を用いながら、マスターリース契約においてトラブルに陥るケースが多い項目について解説する実践的なセミナーです。
<講義項目>
1 契約の成立における諸問題
(1) 目的物
      ア 未完成物件の場合
      イ 共有物件の場合
(2) 契約条件
      ア 賃料設定の方法(固定、実収スライド、パススルー)
      イ 敷金・保証金(保全の方法)
      ウ 契約の終了(期間の定め、解約予告)
      エ 転貸条件(転借人の審査、転貸条件をAMの指示とする場合)
(3) 既存の賃貸借契約存続中にマスターリース契約を締結する場合
(4)賃料パススルーのMLPM契約の性質
2 契約存続中の諸問題
(1) 賃料増減額請求の可否
(2) マスターレッサーの信用不安と敷金・保証金の保全
(3) 当事者の変動
      ア マスターレッサーの変動
      イ マスターレッシーの変動
(4)エンドテナントとの関係
      ア エンドテナントの賃料未収
イ 同居
ウ 実収スライドと賃料未収
3 契約の終了における諸問題
(1)マスターレッサーからの解約の可否
(2)マスターレッサーからの更新拒絶
      ア 信託の終了を理由とする更新拒絶の効力
(3)サブリースの処理
(4) 終了直前のエンドテナントの選定
(5) 敷金・保証金の回収
     ア 東京地裁執行部の運用

<講師:弁護士本間伸也 経歴>
1994年3月 東京大学法学部卒業。1997年4月 司法修習終了(49期)。現在、那須・本間法律事務所 パートナー弁護士(第一東京弁護士会所属)。
事業再生実務家協会に所属し、マンションデベロッパーの会社更生事件等事業再生案件に取り組む。
株式会社アールテックウエノ(創薬ベンチャー 証券コード:4573)社外取締役を4年間務める。
東証一部上場不動産管理会社の顧問弁護士として、不動産管理業における契約、相談、紛争処理を多数手がけるとともに同社管理職向けに「管理業における交渉力」「マスターリース、サブリース・モデル契約書の解説」等セミナーも開催。

<日時・場所・参加費・参加申込方法>
1.日 時 2013年10月29日(火) 13時20分~16時20分(開場:13時5分)
2.会 場 銀座フェニックスプラザ(紙パルプ会館)3階 会議室
東京都中央区銀座3-9-11
3.参加費 1名様 22,470円(21,400円+消費税) 2名様(同一法人)同時申込 39,900円(38,000円+消費税)
4.参加を希望される場合には、以下にご連絡いただき、「マスターリース契約と法的諸問題」(NO.131002)の希望とお伝え下さい。

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